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フィリピンの法律に反してすすむ日本の融資の不思議・・・―岡崎トミ子「行政監視委員会」で質問―

  2000年11月20日
   
  「行政監視委員会」は行政をチェックする参議院の役割として重要な委員会。

今回は、政府開発援助(ODA)及び輸出信用機関の融資問題を取り上げた。 1998年10月。国際強力銀行(かつての日本輸出入銀行)はフィリピンのサンロケ多目的ダムへの融資を決定し、現在も融資を継続している。ところが今年(2000年)に入って、プロジェクトによって生じる立ち退きや先住民族の権利の侵害、環境破壊を懸念した地元自治体が次々にプロジェクトの白紙撤回で動きはじめた。フィリピンの地方自治体法では、関連自治体の賛成がなければ開発はできないことになっている。地元住民・自治体が反対し、国際的なNGOからも大きな批判を浴びているプロジェクトへの日本の融資はいったい誰のための融資なのだろうか?

えっ?「五木の子守唄」で有名な五木村がダムの底に?!―34年間も放置された川辺川ダム事業―

  2000年11月3日
   
  11月3日「文化の日」、鳩山代表とともに熊本県の「川辺川ダム」建設予定地を視察し、夜は住民のダム反対集会(800名)に参加しました。総選挙後それまでの態度をひるがえし、自民党は公共事業見直し作業に着手。しかし、与党三党の合意として中止する事業の中に「川辺川ダム」は入ってはいない


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この事業は九州最大級のダムとして1966年に計画された。当初350億円と見積もられていたダム事業は2,650億円にふくらみ、関連事業費を含めると4,100億円になるとみられている。当初の目的とされた治水・利水とも、その根拠がすでに失われている。「五木の子守唄」で知られている五木村がダムの底に沈むのは何ともやりきれない。

“公共事業を国民の手に”とり戻すために今後ともチェックしていきたい。「川辺川ダム」視察後の記者会見で、鳩山代表は「緑のダム」構想を発表。その要旨は以下の通 り。過去の河川行政の誤りを反省し、河川行政の目標を「コンクリートのダム」から「緑のダム」へ切り替える。森林の総貯水量 はダムの9倍にもなり、貯水、水源涵養、土砂防止とその機能のもたらす効果 ははかり知れない。

現在計画されているダムをいったんすべて凍結して再検討する。間伐・植林などの仕事を重視し、都市計画に住民が参加して、流域毎の連合体で日本の伝統的な治水技術の復活も考えていく。