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トミ子マガジン 第19号  2003/12/2

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       トミ子マガジン 第19号  2003/12/2
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▼ふたりの外交官の死に報いるとは
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29日夜、イラクで日本人外交官2人が、現地運転手とともに襲撃され、殺害されました。いずれ日本人が殺されることを心配していましたが、現実のものになって、やはり驚きとショックに襲われました。亡くなった奥克彦参事官、井ノ上正盛書記官は民主党の調査団も大変お世話になった方たちでした。心からご冥福をお祈りします。

この事件を受けて、日本政府は自衛隊派遣に前のめりになっている姿勢を改めるべきです。それは決して「テロに屈する」ことではありません。復興支援が必要とされているという事実と、自衛隊を派遣して米政府・米軍のお手伝いをすることは、決してイコールで結ばれていないからです。イラク戦争、占領、「テロ掃討作戦」がイラクの民主化やテロ撲滅のために正当で有効な手段でなかったことは、素直な目をもった誰の目にも明らかになっています。今からでも国連を中心に、一日も早くイラク人による自治を回復させる枠組みを作り直す必要があります。もちろん米国には責任を投げ出さず、国連の枠組みの中で役割りを果たしてもらわなければ困る。その上で日本は自衛隊を送らず、文民による人道支援に徹するべきです。それがアラブの親日感情といういう、今や失われつつある「日本の資産」を生かしてイラクの復興のみならず、世界の平和構築のプロセスに向かって日本が最大限貢献する道だと思います。

何より「悪者は戦争で倒す、テロは力で押さえつける」という考え方を改めて国際協調主義と法で平和を実現する国際的な枠組みをしっかり作ることこそが、イラクで亡くなられたお2人の遺志に報いる一番の道だと思います。

参議院議員 岡崎トミ子