えっ?「五木の子守唄」で有名な五木村がダムの底に?!―34年間も放置された川辺川ダム事業―
2000年11月3日
11月3日「文化の日」、鳩山代表とともに熊本県の「川辺川ダム」建設予定地を視察し、夜は住民のダム反対集会(800名)に参加しました。総選挙後それまでの態度をひるがえし、自民党は公共事業見直し作業に着手。しかし、与党三党の合意として中止する事業の中に「川辺川ダム」は入ってはいない
この事業は九州最大級のダムとして1966年に計画された。当初350億円と見積もられていたダム事業は2,650億円にふくらみ、関連事業費を含めると4,100億円になるとみられている。当初の目的とされた治水・利水とも、その根拠がすでに失われている。「五木の子守唄」で知られている五木村がダムの底に沈むのは何ともやりきれない。
“公共事業を国民の手に”とり戻すために今後ともチェックしていきたい。「川辺川ダム」視察後の記者会見で、鳩山代表は「緑のダム」構想を発表。その要旨は以下の通 り。過去の河川行政の誤りを反省し、河川行政の目標を「コンクリートのダム」から「緑のダム」へ切り替える。森林の総貯水量 はダムの9倍にもなり、貯水、水源涵養、土砂防止とその機能のもたらす効果 ははかり知れない。
現在計画されているダムをいったんすべて凍結して再検討する。間伐・植林などの仕事を重視し、都市計画に住民が参加して、流域毎の連合体で日本の伝統的な治水技術の復活も考えていく。