2001年07月03日

 トミ子マガジン 創刊号 No.001 2001/07/03

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       トミ子マガジン 創刊号 No.001 2001/07/03
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岡崎トミ子プロフィール
● ラジオ福島から東北放送(TBC)に移り、アナウンサーとして27年間放送の現場で働く。
● 1990年衆議院議員に初当選、1993年2期目の当選、1997年参議院補選で当選し、現在に至る。
● 参議院(3年半)で国会質問など70回。“とことん現場主義”で環境問題・NPO支援・福祉の充実に取り組んでいる。

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▼国会閉会を迎えて
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『トミ子マガジン』の創刊号をご覧になってくださっている皆さん、本当にありがとうございます。できるだけ多くの皆さんに、私の生の声を伝えたい。そしてなにより、多くの皆さんの声を聞かせていただきたい。そんな気持ちで創刊するメルマガです。皆さん、どうぞよろしくお願いいたします。
さて、国会が閉会した6月29日に街頭でお訴えさせていただいた内容をご紹介させていただきます。


『今、仙台に戻ってまいりました!』 街頭から国会報告

今日、第151回通常国会が閉会しました。国会が終わるとすぐ新幹線に飛び乗って今仙台に到着したところです。街頭から、地元の皆様に国政報告をいたします。
21世紀最初の通常国会は、激動の国会でありました。森政権のときは、国民の皆さんの怒りが頂点に達し、政治不信が高まりました。国会の後半に「聖域なき構造改革」を掲げる小泉総理に政権のバトンタッチされてからは、その改革の痛みが誰にいくのか、具体性がないままに小泉総理、内閣の支持率は上がるばかりでした。今、80パーセントの高止まりをしているという状況であります。
小泉内閣が進める改革の「痛み」について、竹中平蔵経済財政担当大臣は21日、「不良債権処理で10万から20万人の失業者がでる」と言っていました。ところが昨日の内閣府の発表では、大手銀行が抱えている12兆7000億円の不良債権の最終処理を行なうと、38万8000から、60万2000人、大変な数の人たちが職を失います。そのうち、12万6000人から18万5000人という数が、再び職を得ることができずに失業するというのです。民間の推計では、150万人が失業するというものもあります。
私たち民主党は、この3年間、具体的な改革案を示して参りました。不良債権処理は、金融システムを安定化させるために、当然避けて通ることができません。しかし、構造改革の中で企業が倒産し、人々が職を失うということであれば、職業の移行をどのように考えるか、その具体性を示さなくてはなりません。この不良債権の処理を進めると、建設業が一番痛みを伴う。次いで卸・小売業、製造業と続きますが、経済産業省によると、不良債権のうち、中小企業向けが約65%を占めており、中小企業が真っ先に「痛み」を受けることが明らかになりました。中小企業は日本の背骨であります。その背骨の痛みを、みなさん一人一人が負わなくてはならないのか。苦しいけれども、企業がだめになったときに、働くみなさんまで駄目にならないしくみ、セーフティーネットをしっかりつくらなければなりません。そのあたりのところ、「骨太の方針」は非常にあいまいで、具体性に欠けているということを申し上げたいと思います。
私たちは雇用の安定・創出を図る政策として、「再チャレンジ」のため、2兆円規模の基金創設で雇用保険制度の安定化を図ること、「職業能力開発支援制度」で失業・自営廃業者を対象とした2年間の生活・教育支援、失業中の住宅ローン返済猶予などを打ち出しています。
さて、民主党はこの参議院選挙において、構造改革の重要な柱として、第一点目に分権改革を挙げています。「おらほのまちのことはおらほが決める」地方分権を、いかに実現するかということです。第一は、何と言っても税財源を移譲することです。私たち民主党は第一段階として補助金を全廃し、一括交付金として渡す制度を時限でつくります。これで族議員、利益誘導をやってきた政治家の介在をなくす。第二段階として、地方が自前の税財源を持てるようにする。こうやって地域の優先順位で政策を実行するしくみに変えていくのです。
アンケートや、肉声でお話をうかがってきたことによれば、皆さんが優先的に充実を求める政策は、介護、福祉、医療、年金。将来に対する不安をなくすために社会保障を充実をして欲しい。そして子どもの保育所・幼稚園の充実、小学校低学年からの学級崩壊、心を壊されてきた子どもたちの教育のために、分権でお金をかけて欲しいというのがお父さん、お母さん、保護者の皆さんの願いです。
そして環境です。私は一貫して環境委員会に所属をしてまいりました。今回の選挙のポスターでも、「循環分権社会」を創りたいということを訴えていきます。大量生産、大量消費、大量消費の20世紀のありかたを、21世紀は循環型社会につくりかえなければなりません。排出抑制、再使用、リサイクルのしくみを徹底して創りたい。一方、今、この循環の輪の中からはずさなくてはならないものがございます。ダイオキシン、環境ホルモンをはじめとした有害な化学物質です。この問題への対応が、この国会では残念ながら成立をさせることができませんでした「化学物質コントロール法案」という法案。私がこれまでの国会でがんばってきた、新しい法律への挑戦でございます。今、アトピーや化学物質過敏症など、なんとなくアレルギー体質の日本になってしまいました。これは私が、90年の国会に送っていただいた、あのときから、訴えつづけてきた心配でありました。ひとりひとりが健康であるためには、もうこれ以上放置できない問題です。将来の安心が保障されている社会。それが、皆さんが望む社会。生活の土台を豊かに築いていく。新しいシステムを、分権型で、必ず、創りたいと思っています。
12日から始まります、参議院選挙。29日投票で行なわれますけれども、どうぞ皆さん、21世紀の日本をどのようにしていくのか。みなさんの一票一票でございます。私たちは全力でこの選挙戦、がんばってまいります。必ず、勝ちたいと思います。小泉人気に、おそれず、ひるまず、とらわれず、皆さんの求める改革を、国民の皆さん、市民の皆さんの目線で、地方分権の目線で、やりぬく決意です。今日、国会が終わって、いざ、これからがんばるぞ、という決意を込めて、今、戻ってきたばかり、みなさんにご報告をさせていただきました。
これから、県内各地を回ってお訴えをしたいと思っております。厳しい選挙戦になろうかと思いますけれども、皆さんと一緒に21世紀を、“地球のいのちの世紀”ととらえて自然や環境・農業問題、“子供らの未来”のために教育の充実、雇用の安心の確保、高齢者・障害をもつ人に住みよう福祉のまちづくりなど、分権型に創りかえる作業のなかでとりくんでいきたいと思います。

参議院議員 岡崎トミ子